外壁塗装の下塗り・中塗り・上塗りの役割とは❓
2025.06.30 (Mon) 更新
外壁塗装は、建物の美観を保つだけでなく、雨風や紫外線から外壁を守り、建物の耐久性を高めるために欠かせないメンテナンスのひとつです☝️
特に神戸市のように海に近く湿気が多い地域では、外壁の劣化が進みやすいため、定期的な塗装メンテナンスが重要です‼️
外壁塗装は一般的に「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3工程に分かれています。
それぞれの工程には明確な役割があり、すべての工程を丁寧に行うことで、美しい仕上がりと長期間にわたる保護効果を実現できます✨
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1. 下塗りの役割(シーラー・プライマー・フィラー)
下塗りは、外壁塗装の最初の工程であり、最も重要な土台作りの役割を果たします。主な目的は以下の通りです⬇️
• 下地と上塗り材の密着性を高める
外壁材に直接上塗り塗料を塗っても密着が悪く、早期に剥がれてしまうことがあります。下塗り剤は接着剤のような役割を果たし、上塗り塗料をしっかりと定着させます。
• 下地の吸い込みを抑える
外壁材が劣化している場合、塗料を吸い込みすぎてムラになったり、塗膜が十分な厚さにならないことがあります。下塗りによって吸い込みを抑え、均一な仕上がりを実現します❗️
• ひび割れの補修や表面の調整
モルタル外壁などには細かなひび割れがある場合も多く、下塗り材にはそれを埋める機能を持った「フィラー」が使われることもあります。これにより、表面をなめらかにし、後の塗装が美しく仕上がります✨✨
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2. 中塗りの役割(塗膜の厚みを確保)
中塗りは、外壁に塗膜の厚みを持たせる工程で、塗装全体の耐久性を高めるために重要な役割を果たします。以下のような効果があります⬇️
• 塗膜強度の向上
塗膜の厚みを適切に確保することで、紫外線や雨風に強くなり、外壁を長期的に保護できます🏠
• 上塗りの発色を助ける
中塗りは基本的に上塗りと同じ塗料を使うことが多く、発色を均一にし、美しい仕上がりに貢献します。
• 仕上げの塗装の下地調整
下塗りと上塗りの中間に挟むことで、塗料の密着をさらに高め、上塗りの性能を最大限に引き出します。
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3. 上塗りの役割(美観と保護性能)
上塗りは外壁塗装の最終工程で、建物の「顔」となる部分です。色やツヤなどの外観を決定づけるとともに、以下のような保護機能を担います⬇️
• 美観の維持
塗装の仕上がりは上塗りで決まります。希望する色味や質感、艶のある仕上がりを実現し、建物の印象を大きく左右します。
• 防水性・防汚性・耐候性
上塗り材には最新の技術が使われており、防カビ・防藻機能やセルフクリーニング機能(雨で汚れを流す)を持つ塗料もあります。特に神戸市のような湿気が多くカビが発生しやすい地域では、防汚性・防カビ性に優れた塗料の選定が重要です‼️
• 紫外線からの保護
紫外線による塗膜の劣化や退色を防ぐ効果もあり、上塗りがしっかりしていると、長期間にわたり美しい外観を保つことができます😊
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まとめ
外壁塗装における「下塗り」「中塗り」「上塗り」は、それぞれが独立した重要な工程であり、どれが欠けても本来の効果を発揮することはできません❗️
特に神戸市のように気候が変わりやすく、塩害や湿気の影響を受けやすいエリアでは、質の高い塗料を使い、丁寧な3工程をしっかりと守ることで、外壁の寿命を延ばし、美しい状態を長く維持することができます🌟
塗装業者を選ぶ際には、価格だけでなく、「3回塗りを確実に行っているか」「下塗り材や塗料の種類を説明してくれるか」といった点にも注目し、信頼できる業者に依頼することが大切です😊✨